放課後等デイサービス「ツクル」は、 ITに特化した療育で子ども達のITスキル、ソーシャルスキルを支援します。

5月⭐️ツクルKids 活動報告

2024年6月3日

 青々とした若葉が美しい季節となりました。時折、肌寒い日もあった5月でしたが、みなさま体調など崩されていませんでしょうか。新しい環境に慣れ始めて疲れの出やすい時期でもあるので体調管理に気をつけながら活動していきたいと思います。5月の活動の様子をお伝えします。

 

★動の活動(うごいてあそぼう)

・だるまさんが転んだ

ルールのある遊びを楽しむことをねらいに、『だるまさんが転んだ』をしました。どの子にとっても馴染みのある遊びのようで、「だるまさんが転んだをします」とスタッフが話すと「やるやる!」と喜んでいました。遊び方が園や地域によって少々違うようだったのでツクルKidsでのルールはどうするかをその時のメンバーに確認し、統一したルールを共有してから始めています。事前に確認したルールをしっかり守りながら参加することができました。鬼の人はとっても早口で言ってみたり、だるまさんの人たちは、わざと歩数を進めずにいたり、いろんなポーズをして止まってみたり、思い思いに楽しんでいます。

・動物歩き

 体幹を鍛えることをねらいに、動物の真似っこをして歩く遊びをしました。普段はかけっこや進化じゃんけんへと展開させて遊んでいる動物歩きですが、今回は自分の体の動きを意識して動かすことを伝えました。体の部位のどこをどのように動かすのか、スタッフから説明を聞いてから挑戦しています。普段行なっている時よりも動きを大きくしたり、上体を腕や体幹を使って支えるようにしたり、より一層しっかりと筋肉を動かすようにしていたので1種類の動きでもヘロヘロになっていました。「めっちゃ疲れる」とは言いながらも、次々に真似する動物を選んで楽しんでいました。

 

★着座の活動(すわってあそぼう)

・避難訓練

 火災に備えての避難訓練を行いました。火事の恐ろしさを知る動画を視聴し、大事なポイントを確認してから、実際に避難の練習をしています。幼稚園や保育園でも避難訓練をしていることを話してくれた子どもたち。『お・は・し・も』や口と鼻を布で覆って逃げることもよく知っていました。ツクルKidsはフードコートからすぐ近くにあります。「ご飯を食べられるところがあるけどどこか知ってるかな?」とスタッフが尋ねると「あっち!」「フードコートある!」と指をさしながら口々に話しています。フードコートから火事が発生した時はどこから逃げるかを尋ねられると職員が何も言わなくても自分で考えて「あっちのドア!」と1番離れた場所のドアを指さす子どももいました。緊急時に落ち着いて対応できるように、ツクルKids内でもまた避難訓練を行いたいと思います。

・道づくりパズル

 先の見通しを持つ力や順序立てて考える力を養うことをねらいに、マス上の迷路でスタートからゴールまで道を作るパズルに取り組みました。3×3、4×4、5×5マスのパズルをそれぞれ用意し、子どもたちの力に合わせて使っています。今回は自分で自由に色々な道を作ってみることを目標にしています。自分で道を考えることが難しい子どもたちは、スタッフが作った見本と同じ道を作ることに挑戦しました。全部のマスを通りたい!と試行錯誤して道を考えていた子もいましたが、スタートとゴールが固定のため4×4マスの迷路では難しいことに気づくと「違う道作ってみる」と障害物のピースも含めながら全マスを埋めることのできる道を作っていました。自分なりに工夫して、色々な道が完成するたびに「先生見て、できた!」と嬉しそうに見せてくれる子どもたちでした。

 

★個別の活動(せんせいとあそぼう)

・時計について知ろう

時計に触れ、読み方を少しずつ知っていくきっかけづくりとして、時計についての活動を行いました。今回は「○時ちょうど」の読み方について取り組んでいます。最初はスタッフが用意した時計のホワイトボードに針を書き込みながら、短針が○時、長針が○分であること、長針が12のところに来ている時は0分であることなどを説明し、スタッフの出題するクイズに解答してもらいました。ぴったりの時間はわかりやすいようでみんなすぐに理解することができていました。最後にはiPadで問題に取り組み、簡単や」と自信を持って解き進めていました。長針と短針の意味の違いがまだ難しい子どもたちもいますが、少しずつでも時計や時刻に興味が持てるような活動をしていきたいと思います。

・食べ物掴みゲーム

お箸の練習をすること、手先の巧緻性を高めることをねらいに、お箸で物を掴んで別の場所へ移動させるゲームをしました。ツクルKidsでは初めての取り組みなので、普通のお箸の他にサポート箸も用意して子どもが使いやすいものからスタートしています。「競走と協力どっちがいい?」とスタッフから尋ね、自分の好きなルールを選んで取り組みました。競争でも協力でも、うまく掴めない時には思わず手で掴んでしまうこともありましたが、「お箸で掴むんだよー」とスタッフが声をかけるとルールを守ることができました。細かいことをするので嫌がる子もいるかな?と思っていましたが、そんなスタッフの心配もいらない様子で、みんな楽しんでいました。

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