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3月⭐️ツクルKids 活動報告

2024年3月28日

 3月終盤は寒の戻りで冷える日があったりどんよりした天気が続いたりしていましたが、桜が開花しはじめ季節が春に変わったことを知らせてくれています。4月から1年生の年長組さんはこの3月でツクルKidsを卒業となりスタッフも寂しい気持ちでいっぱいですが、新たな生活への期待を胸に、楽しい学校生活を送ってくれたらと願っております。年少・年中さんも4月でまた1つお兄さん・お姉さんになることが楽しみな様子です。3月の活動の様子をお伝えいたします。

 

★動の活動(うごいてあそぼう)

・ボールでコーディネーション運動

 ボールを使い、ルールに従いながら体の様々な部分を協調させて動かす運動をしました。ボディイメージや柔軟性を養ったり、力加減を調節しながら体を動かすことを目的としています。スタッフのお手本を見て、真似をしながら行いました。複雑な動きになると真似をすることが難しい子もいますが、スタッフが手を添えて一緒に動かしたり声かけをしたりすることで動きを理解し、諦めずに挑戦することでできるようになっていました!転がしたボールを走って追いかけ、自分の股下を通す運動では、転がすボールの速さを自分が追い越せる速さを考えながら力加減を調整したり、お友達同士でアドバイスをしたりして、頭を使いながら体を動かすことができました。

・信号ゲーム

 鬼の言う色の指示を聞いて判断し、体を動かすゲームをしました。指示を聞いて判断できることやルールを守って遊びを楽しむことをねらいとしています。赤は止まる、青は前へ1回ジャンプ、黄は1歩下がる、信号機以外の色は鬼から逃げる、といった形で色ごとに行動が決められており、年中・年長さんは鬼の言う言葉を聞いて、年少さんは鬼が出す色の札を見て判断するルールでしました。慣れないうちは周りの人の様子を見ながら止まったり進んだりしていましたが、回数を重ねていくうちに慣れてきて、色を見聞きして自分で判断して動いていました。信号機以外の色を出されると「きゃー!!」と全力で逃げる子どもたちでした。

 

★着座の活動(すわってあそぼう)

・何番目?

 順序数の理解を促したり、前後、上下、左右の認識を養ったりすることをねらいに、『何番目?』のプリントに取り組みました。プリント上の指示を見て、該当する順番のイラストの横の丸に色を塗ります。活動前には鉛筆の持ち方も確認しました。プリントの解き方もスタッフの話をよく聞いています。みんな前後や上下はばっちりわかっていましたが、左右は少し迷うこともある様子…自信がない時には「あってる?」とスタッフに確認しながら取り組んでいました。お友だちとペースを合わせながら解いていきましたが、早く終わった子は他の子が終わるまでしっかり待つこともできました。一問一問丁寧に解き、全問正解することができると達成感を感じている様子でした。

・折り紙(チューリップ)

 手先の巧緻性を高めることや、季節を感じる製作を楽しむことをねらいにチューリップの折り紙を作りました。今回は、作り方を難易度別に3種類用意し、その中から子どもたちがやりたい形やできそうな難易度を選んで取り組んでいます。チャレンジ精神旺盛な子どもたち、折り紙があまり得意でない子も「このちょっと難しいのやってみる」と選んでいました。折り紙が好きな子は「最初にこれ作る!」と立体の1番難しい作り方に挑戦しています。作り方の表を見ながら、わからない箇所は「先生ここ教えて」「1個折ってくれたらできるからやって見せて」と尋ねながら、自分で折ることができました。最後は鉢植えの描かれた用紙に飾って仕上げ。「できたー!」と達成感に溢れていました。

 

★個別の活動(せんせいとあそぼう)

・小学校ごっこ(年長)

 2月のイベントで行なった小学校ごっこを、ツクルKidsに来ている年長さんにも行いました。いつもと違う雰囲気に「ドキドキする」「恥ずかしい」と話していました。絵本の『教室はまちがうところだ』の場面を見ながら、言葉が穴抜けになっている箇所について考えています。はじめはスタッフの問いかけに「う〜ん」と考え込む様子もありましたが、「〇〇かな?□□だと思う?」といくつか選択肢から選んで答えていくうちに、「しょぼんとした顔」「楽しい気持ち」など自分の言葉で話すことができました。最後に絵本の読み聞かせを聞き終えると、「教室はまちがうところ」と自然と復唱していた子もおり、振り返りでは「教室はまちがいながら、答えやより良いことを知るところだからまちがうことがあってもいいんだよ」とスタッフから伝えています。たくさん間違いながら、さまざまなことを学んでいってくれればと思います。

・はさみで1回切り

 はさみの使い方を身につけるため、短冊状の折り紙をチョキンと切る活動を行いました。以前は指先の力が足りず、はさみを扱うことが難しかった子が、開閉を自分の力でできるようになっていました!細かなコントロールが難しい時にはスタッフが手を添えて補助していますが、自分で切れることが嬉しかったようで、次々に折り紙を切っています。切った折り紙は透明カップに入れていきました。赤はトマト、緑はキャベツなど、サラダに見立てて切った紙をたくさん入れ楽しんでいました。

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