放課後等デイサービス「ツクル」は、 ITに特化した療育で子ども達のITスキル、ソーシャルスキルを支援します。

10月⭐️ツクルKids 活動報告

2023年11月1日

 日ごとに低くなっていくお日様に、高く澄み切った青空、秋らしい気候が気持ちの良い季節ですね。涼しくなり夏に比べると体力に余裕があるためか、子どもたちはよりのびのびと体を動かして遊んでいます。室内が暖かいこともあり遊び終わる頃には汗だくになっていますが、体を冷やして風邪を引かないように体調管理に気をつけて過ごしていきます。10月の活動の様子をお伝えします。

★動の活動(うごいてあそぼう)

・マット運動

 体幹を鍛えることをねらいに、マット運動を行いました。最初は簡単な動きからで、寝転んでマットの上をゴロゴロ。みんな上手に体を伸ばして転がっていました。その次は膝を抱えた状態で横に転がったり、ボールを足に挟んだりした状態で転がってみました。上向きから横になることや伏せることはスムーズなのですが、手や足を補助的に使うことが出来なくなるため、伏せた状態から上を向いた状態に戻るまでがちょっぴり難しく、頭で床を押したり勢いをつけたり、お腹にググッと力を入れながら何とか起き上がろうと頑張り、転がることが出来ました。色々な動きをして、「次はどんなことする?」と楽しみながらマット運動に取り組んでいた子どもたちでした。

・動物に変身(リトミック)

 音楽に合わせて、動物に変身するリトミックをしました。音や拍を感じて体の動きで表現することを通して、リズム感やコントロール力を養うことをねらいとしています。動物のイラストや写真を見せて「この動物はどんな動き方をするかな?」と問うと「ドーンってゆっくり歩く」「ジャンプする」とそれぞれの動物の動きを想像していました。『さんぽ』の曲で歩いている途中に、説明の時に聞いてもらったそれぞれの動物の音楽を演奏すると、(なんの曲だったかな?)と立ち止まって思い出し、曲の感覚を掴むまでは歩幅が小さかったり大きかったり拍感と合わずに動きにくそうでしたが、リズムを掴んでくると、歩幅や体の動きも合わせられるようになり自然な動きで動物の歩き方を表現することが出来ていました。

 

★着座の活動(すわってあそぼう)

・お絵描き

 年中・年長さんは好きなもののなぞり描き、年少さんはきっかけ題材を使って、お絵描きをしました。運筆の練習や楽しんで描くことをねらいとしています。年少さんのきっかけ題材は、お皿やコップ、お家などの線画が描いた画用紙に絵を描くものになります。ぐるぐるとなぐり描きを楽しみ、線で囲まれた箇所を意識して描く様子が見られました。年中・年長さんは、あらかじめスタッフが用意した、本人の好きなもののイラストをiPadでなぞり描きしました。複雑で細かな部分やイラストの小さな箇所は、思ったように描けないこともあったようですが、納得がいくまで落ち着いて描き直していました。その後は何個も線画のなぞり描きをしたり、描いた絵に色塗りをしたり思い思いに楽しんでいました。

・ハロウィン製作

 10/31はハロウィンということで、ちぎり貼りでかぼちゃのお面を作りました。手先の巧緻性を高めることや、季節を感じることをねらいとしています。まず始めに普通のカボチャかマインクラフトの飾りカボチャ2種類のお面から選んでもらいました。次にオレンジ系の色の折り紙から好みの色を3枚、それぞれ選んでもらい、ひたすらちぎっていきます。スタッフが「これくらいの大きさにしてね」と見本を机に置くと、それと見比べながら小さく小さくしていました。ちぎった形がちょっと変わった形になっているのを発見すると「ねぇみて!こんな形にちぎれたよ」とスタッフに報告してくれる子もいました。全部ちぎれたらお面にどんどん貼っていきます。「いっぱい貼らないとだめだね」「もう少しで時間終わっちゃう」と残り時間を気にしながら、白いお面をオレンジ色のかぼちゃのお面に変身させることができました。糊が乾いた後はお面をつけてにっこり笑顔の子どもたちでした。

 

★個別の活動(せんせいとあそぼう)

・トングでつかんでみよう

 手先の巧緻性を高めることや、お箸や鉛筆を正しい持ち方で持つための練習として、トングで物を掴む遊びをしました。今回は、マッチングも兼ねて柔らかいポンポンを同じ色の枠へ入れていく遊び方で行なっています。初めて触るトングに大喜びの子どもたち。掴みたいものに狙いを定めてトングを動かし、手先を動かして挟んで、入れたい枠のところまで運んで、離す…とっても集中して繰り返し取り組んでいました。片手で扱うにはトングは少し固かったようで、終わり際には「手が疲れた」と話す子もいましたが、頑張って最後まで取り組むことが出来ました。

・誰が、どこで、何をしたゲーム

 文章を作る面白さを味わい、想像力を養うことを狙いに、『誰が・どこで・何をしたゲーム』をしました。ルールはとっても簡単。主語・場所を示す修飾語・述語となる単語のカードをそれぞれ1枚ずつ引き、そのまま文章にするだけです。述語の単語によっては文が成り立たない場合もあるので、その時には目的語や修飾語を子どもたちに想像で補ってもらいました。「サイが・レストランで・笑う」「馬が・花屋で・思う」「コウモリが・幼稚園で・怒る」などなど、ヘンテコな文章が出来上がり、「何これ」「サイはレストラン行かへんやろ」と子どもたちも思わずツッコミを入れていました。ですが、そこから「馬はお花屋さんで女の子のこと思ってる」「コウモリは幼稚園間違えて来たから怒ってるの」とオリジナルのストーリーを作り出し、楽しいお話をたくさんしてくれました。

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