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11月⭐️ツクルKids 活動報告

2023年12月1日

 気温が夏日に逆戻りし、秋はどこへ?と思うような日の続いた11月頭から始まり、寒さが身に沁みる日が増えていきなり冬になったようなこの頃。皆様体調など崩されていませんでしょうか。不安定な気候の1ヶ月でしたが元気いっぱい登所していた子どもたちの様子をお伝えします。

 

★動の活動(うごいてあそぼう)

・感触サーキット

 様々なセンサリーマットを踏んでいく活動を行いました。足裏で様々な感触を楽しんだり、バランス感覚や踏ん張る力を養ったりすることを目的としています。裸足で色々踏むのはドキドキする子もいるかもしれないな?といったスタッフの心配とは裏腹に「面白そう〜!」と目をキラキラさせていた子どもたち、意気揚々とマットを踏んでいました。「これはちょっと痛いけど気持ちいい」「ちくちくしてる!」と感じたことを自分なりの言葉で表現してスタッフに話していました。チクチクした芝生マットの上でフリーズした後、感触に慣れてからその場で何度も足踏みしたり、シリコンのお菓子型を指でもつついてみたり、いろんな楽しみ方をしている姿がかわいらしかったです(,,・ω・,,)

・宝探し

 形や色の認識を養ったり、ワーキングメモリを鍛えたりすることをねらいに、宝探しゲームをしました。はじめにお宝カードを見せ、どんな特徴があるかを子どもたち自身の言葉で表現してもらったところ、「ドリルみたい!」「丸やけどボコボコしてる」と自分なりの言葉で特徴をとらえていました。スタッフが隠し場所に洗濯バサミでお宝カードをつけ、探して欲しいお宝の特徴を3つ、子どもたちの言葉を使って伝えました。同じ形で色の違うお宝カードもあるため、先に指定されたものとは違うお宝を見つけ「ここにもあるやん」と話すこともありましたが、3つのヒントを一生懸命思い出しながら探していました。次のヒントが出されると「どっかで見た気がする」と先に見つけたものの中から場所を思い出し、全て見つけられると喜んでいました。

 

★着座の活動(すわってあそぼう)

・チョークアート

 力加減を調節する力を養ったり、指先で擦る・紙上での混色から画材が馴染む感覚や感触を楽しんだりすることをねらいに、チョークを使って遊びました。少し固めのチョークなので、紙にしっかり押し付けないとはっきりした色が出にくく、また、折れやすさもあるため事前に力加減を探りながら描くように伝えています。最初は様子を見ながらチョークを使用している様子でしたが、はっきりとした線のでる力加減がわかるとしっかりした筆圧で塗り込むことができていました。画用紙にはステンドグラス状の幾何学模様の枠線がありますが、枠ごとに自分の好きなキャラクターを1キャラずつ描く子もいれば、2,3色の混色を組み合わせごとに試す子もいて、自分なりの楽しみ方を見つけながら描いていました。

・買うものわかるかな

 ワーキングメモリを鍛えたり、言葉でのやりとりをしたりすることをねらいに、お買い物ごっこをしました。今回は、スタッフが頼んだおつかいリストの物を覚えて、お店屋さんに「〇〇ください」と買いに行くというルールです。お客さん役とお店屋さん役を子どもたちが順番にする形で行ないました。リストを忘れたときにはスタッフに尋ねて確認したり、名前が思い出せなかったら「これください」と覚えている絵を指さししたりして、お買い物をすることができました。お客さんの時には「いちごと、スイカと、バナナください!」と伝えたり、お店屋さんになると「いらっしゃいませ!」「ありがとうございました!」と元気いっぱいあいさつをしたりして、役割に沿ったやりとりも上手にできていました。

 

★個別の活動(せんせいとあそぼう)

・まねっこお絵描き

 スタッフが黒板に描いた簡単な絵を真似する遊びをしました。想像力を養うこと、就学に向けて目の前にある手本を見て紙に写す経験をすること、などを目的としています。スタッフの説明を聞いて「そんなんできへん!」と反応を返す子もいましたが、最初は○、△、□などの単純な形からスタートしたことで「これなら描けるわ」と描き出していました。その単純な形を組み合わせてどんどん動物や乗り物の絵にしていきます。しっかり前を見てお手本の形を捉えることができており、スタッフが描いている途中で「これ猫やろ」「電車やん」とその先の答えを話す子もいましたが、子どもの反応とは違う絵が完成するように描き足しています。最後には「えー豚になった!」「普通の車かぁ」と子どもにとっては想定外のものが完成していますが、「思っていたことと違うようになることもあるね。最後までしっかり見る・聞くって大事だね。」と普段の活動にもつながる話をして活動を終えました。

・こんな時どうする?

 日常生活の中で困ることや、公共のマナーについて、「こんな時どうしたらいいのかな」を考えてもらう活動を行いました。「苦手な食べ物がある時」「お友だちが怪我をした時」と園や学校の生活の中で出会うだろう場面や、「お店の中でこんなことをしてもいい?」とお出かけの場面を想定しています。質問に対して、「前にこんなことがあったんだよ」と関連した過去の話をする子もおり、「じゃあその時どうしたん?」「その時って誰が助けてくれたん?」と行った対処について問われると「『残してごめんなさい』ってした」「先生が助けてくれる」と思い出して答えていました。そこから「こんなことがあった時はこういうことをしたらいいんだね」と繋げています。みんな自分のできる範囲でどう対処したら良いかを考え、一生懸命に言葉にして答えていました。

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